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うつ病…「AKB大島優子うつ病?」

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「うつ病説がささやかれる大島優子。」


 AKB48の“チームK”キャプテンを務める大島優子のメンタルを心配する声が、ファンを中心に高まっている。

「最近の大島さんは、明らかに以前の覇気が感じられない。表情に力がなく、“うつ病”を疑う声も少なくありません」

 大島は、今月5日に体調不良で劇場公演を欠席。その後、ファンとの握手会に出席したが、大島と接したファンからは、「精神的にヤバそうな顔してた」「目に力がなかった」「無理してるように見えた」という声が相次いだ。

 
また、先月28日にAKBが出演した「日・ASEAN音楽祭」の模様が15日にNHKで放送されると、視聴者から「優子の目が完全に死んでる」「顔つきが変わった」という声が噴出。異変を感じた人は多かったようだ。


「大島さんは、グループ過渡期のプレッシャーからの反動や、根を詰めていた『安堂ロイド』(TBS系)の撮影が終了し、抜け殻のようになってしまったように見えます。大島さんは、テレビで『4年前くらいからずっと卒業を考えてる』と明かすほど、いろいろ考えつめるタイプ。さらに今年は、チームKから秋元才加、板野友美、宮澤佐江と、頼れるメンバーが次々と抜け、彼女にのしかかる負担は増大。そんな中、戸賀崎智信総支配人の“脱法ハーブ”報道をはじめスキャンダルも相次ぎ、不安ばかりの日々に疲れてしまったのかも」

 15日に最終回を迎えた『安堂ロイド』で、“両親殺し”の過去を持つ多重人格者という難役を演じ終えたばかりの大島。連ドラの厳しいスケジュールから解放され、元気を取り戻してくれればいいが。



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うつ病…「うつ病に似ている病気」!!


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「うつ病状に似ている病気」


一般的には「躁うつ病」と言われている病気です。

うつの時のエピソードはうつ病と似ていますが、
周期的に「躁状態」となるのが特徴です。

躁状態とは
たくさんのアイデアが思いつきすぎたり、
食欲、性欲、物欲などが抑えられなくなったりします。
時には何百万という買い物をしてしまうことがあり、注意が必要です。

また、自分は何でもできるという妄想にとりつかれることがあり、
「自分は空を飛べる!」と思い込んで、マンションのベランダから飛び出すということもあるそうです。

抗うつ剤が躁転換を促し悪影響を及ぼす場合もあるので、
定期的な医師の診察のもとに正しい診断を必要とします。


うつ状態では本人が辛くて診察に行くのですが、
躁になると病気が治ったと思い込み、診察しなくなることが多いようです。
しかし、こういった行為は病気の悪化を招くことが多いので注意が必要です。



「統合失調症」



昔は精神分裂病と呼ばれていた病気です。

現実ではない声や音が聞こえる幻聴や
あり得ないことを信じ込んでしまう妄想、
頭の中が混乱して考えがまとまらなくなる思考障害、興奮症状等があります。

また意欲の低下や自閉傾向(閉じこもりがちなこと)など、
エネルギーが無くなったような状態になることも多いようです。

これらの症状には本人が自覚できないことも多く、
家族が気付いて診察に行くケースも多い。


統合失調症の初期および慢性期にうつに状態となりますが、
初期段階でうつ病かどうかを判断するのは難しいとされています。





日本ではアルツハイマー型の次に多い認知症で、認知症全体の20%を占める。

初期には「もの忘れ」の症状があまりなく、
実際にはその場にいないはずの人や動物が見えたりする「幻視」の症状があることが多い。

気分が落ち込み、意欲がわかないなどの「うつ症状」が見られることもあり、
手足や筋肉のこわばり、動きの鈍さ、歩幅が小さくなるなどの「パーキンソン症状」が現れることもある。

65歳以上で発症する場合には、もの忘れや幻視やうつ症状などの精神症状で始まることが多い。
しかし、より若い年で発病する場合には、パーキンソン症状で始まることが多い。


レビー小体型認知症の診断は医師であっても難しく、
できるだけ早く専門医に診てもらうことが重要。





[自分で判断しないことが何より重要]!





うつ病は今や国民病と言われるほど多くの人を悩ませる病気となってしまいました。

インターネットで調べれば、たくさんの情報があり自分で「うつ病」と決めてしまう場合も多いようです。

しかしながら、
「うつ病」とはよく似た症状の病気があり、
中にはうつ病よりも怖い病気もあります。

決して自己解決することなく、専門医の診察を受けることをオススメします。




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「その他うつ病とよく似た症状の病気」!




【非貧血性鉄欠乏症】

貧血の一歩手前の段階。
月経のある女性に多く、のどの違和感、冷え性、肩こり、頭痛、爪のでこぼこを伴うこともあります。
食欲不振、味覚障害などの要因として注目されている「亜鉛欠乏症」も、
うつ病と似た症状を現すことがあります。


【食後低血糖】

糖尿病の初期に、血糖値が大きく変動し、低血糖症状がみられることがあります。
うつ病のような症状を呈する病気です。

【若年性アルツハイマー】

突然の怒鳴りたい衝動の後、落ち込む軽いうつのような症状になることがある。
65歳以下で発症するものを若年性アルツハイマーという。


【慢性疲労症候群】

決定的といえる症状がない。
あえて症状があるとしたら、常に疲れている、疲れがずっと 取れない。
医師でも自律神経失調症や うつ病と間違えてしまうことがあるそうです。

【更年期障害】
ホルモンのバランスが乱れることで 変化が起こるので、男女ともに起こりうる病気。
ストレスをためやすくなることから、精神的、心理的な症状を 起こすことが多くなるので、
うつ病とよく間違われてしまうようです。



恐れすぎることはありませんが、決して甘くみてはいけないこれらの病気。
医師からの指示をしっかり守ってつきあっていくことが何より大切です。




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うつ病になった私…「夢」

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「うつになって25年」



人生って何て楽しいの~しあわせだぁ~



『夢、覚めないで』 !!



久しぶりに女として幸せを実感。


人生を楽しんでいる自分をみた。


夢…


夢には若くて綺麗だった頃の自分がいて、取り囲んでくるファンたち(笑)


輝いていた21歳。


悩みもなく、未来を不安に感じることを知らないかった21歳までの私。


恐れず、疑うわず、100%幸せになると想ってた頃。


あの一日が運命を変えた。


母が体調不良で入院、癌告知。



一番辛かったのは母なのに、私だけが辛かったんじゃないのに、ごめんね。



でも、家族の運命が変わった日。



あの頃の自分をずっと忘れていた。


必死に思い出さないように、忘れなきゃ、そんな感じ?悲しくなるから…


思い出したくなかったのかもしれません。


余裕がないから思い出せなかっただけ?。


今の私は息苦しくて、不安な毎日から逃げたくて、惨めで。


そんな自分な嫌いです。



やっぱり諦めず病院を探そう。

と、同時に病院なんて信じられない、理解してくれる先生なんていない。


前に進めず引き戻すのも自分。勝てない。


繰り返し。



苦しいときは娘の顔を見る。
娘の顔を見ると、頑張らなきゃ、やっぱり長生きしたいって強く強く願う私に戻る。


娘に感謝。ありがとうの毎日です。


ゆっくりだけど、ゆっくりしか進めないけど…ママ頑張るね。


今、読んでいる本がうつのことを詳しく教えてくれてます。


病院に行っても悪化するだけ、私は運が悪いから相性のいい先生に出会えない。

だから治らない。

そう、逃げてきました。


最近では、ブログを書く事で本を読み、勉強しながら頑張ろうと思ってます。



元気な明るい私に戻りたい。


人生を楽しみ、実感したい。



娘と一緒に。



偶然でしょうが、私のブログを読んでくれた方へ。

もし、家族や友人で話せる方がいるなら、小さなことでも打ち明けてください。


苦しいこと、悩んでいることを。


私にはいませんでした。



一人でいい。あなたの悩んでいることを真剣に聞いてくれる人がいれば、それだけでラッキーです。


頑張りましょうね。



悪夢ばかり見ていますが、今日は若い頃の自分に逢えたし、夢、ありがとう。


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タグ:うつ うつ病
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うつ病…「バイオ・サイコ・ソーシャル」

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まるで「二日酔い」が毎日続くような・・・・・



うつの人は、まず思考力・意欲・判断力といったその人の「能力や機能の低下」(=一次障害)があり、その一次障害が原因となって「気分の落ち込みや自信喪失といった心理状態が継続する」(=二次障害)と捉えられています。二次障害が悪化すると一次障害もさらに悪化するという悪循環の関係にあり、最終的には身体的な機能の低下による衰弱や、あるいは自殺などのために、死に至ることも決して稀ではないとされています。

治療の場で「うつの中核症状」と捉えられているのは、次の3つです。


・基本的なエネルギーが低下してるとしか思えない「意欲低下」状態

・気分の落ち込みなどを抑制できない「感情のコントロール不能」状態

・自分自身や自分の将来に対する「否定的な考え方」


これらの症状についての本人の感じ方は、たとえば次のように説明することができます。

うつが非常に重くなっている場合です。

もし二日酔いの経験があるなら、最悪の二日酔いを思い出してください。

気分が悪く、「何であんなに飲んでしまったんだろう」と酷く後悔し、自分を責めるでしょう。二日酔いならどんなに酷くても1日ほど休めば回復しますが、うつの人はそのひどい後悔や自責の念が基本的にずっと続くのです。「なんで時失敗したんだろう。ちゃんと準備しておけばよかった。自分はだらしない。ダメなやつだ」という思いから、1週間も2週間もずっと抜け出せません。

肉体的にも、ひどい二日酔いの時のようにだるく、積極的に何かをしようとはとても思えず、ただ横になっているしかありません。それははたからはただ怠けているようにも見えますが、まったくそうではなく、実際に動けないのです。

ゴロゴロと横になっている時に、「がんばって起きようよ」「たまには散歩に出てみたら?」と言われても、その言葉に応えることはできません。逆に「頑張れない自分はダメな人間だ」いう回路に入り込んでいきます。もしも誰かに「お前はダメな奴だ」と非難されれば、さらに自分を責める気持ちが強まります。「オレ(私)だって、ダメなところだけではない」と言い返すような真似はできません。また、「誰も自分のことをわかってくれない」と、絶望感や孤立感強く苛まれます。



専門家との「協力態勢」が最も大切です

「バイオ-サイコ-ソーシャル」という概念

ところで、うつを治すのは誰でしょうか? 「お医者さんに決まっている」と思い込んでいる方も多いことでしょう。たしかに、うつを、「病気」だと考えれば、病気の「治療」をしていいのは国家資格を持った「医師」だけですから、そう思うのも無理はありません。

けれども近年になると、心の不調にしても、さらには体の病でさえ、治すには従来の医学的なアプローチだけでは不十分だと考えられるようになってきました。たとえば「心療内科」は、うつなどの心の不調や、それが密接に関係している体の病である心身症を対象にしていますが、それらの治療には従来の内科学(内臓を対象にする医学)や精神医学に加え、「心理療法」という心理学的なアプローチも取り入れられています。

こうした傾向の背景にあるのは、 「バイオ-サイコ-ソーシャル」という考え方です。

「バイオ-サイコ-ソーシャル」は、使う人の専門分野や文脈によって「生物・心理・社会」「身体的・心理的・社会的」「医学的・心理学的・社会的」など、いろいろに訳されています。いずれにしても、様々な問題を「生物」=からだの問題、「心理」=心の問題、そして「社会」の問題という3つの側面から捉え、理解していこうという考え方です。

1970年代後半にこの考え方が提唱されたのは、それまでの医療は体の治療、つまり生物医学に基づく治療に偏り、患者である人間の心や、人間を取り巻く社会的な側面への配慮が少なすぎた、という反省からでした。そして精神医療やがんの治療など医療の全般で、やがて 「バイオ-サイコ-ソーシャル」がごく基本的な考え方となったのです。

うつについても同じです。うつは、気分の落ち込みや意欲の低下、否定的な考え方という心理的な症状(サイコ)をメインとしますが、脳の働き(バイオ)と関係があることもわかっています。また、要因として、生活環境(会社・学校・家庭)や人間関係でのストレス(ソーシャル)も強く疑われています。

「バイオ-サイコ-ソーシャル」という考え方が、うつの発症・進行・回復のいずれとも関わっていることを認識しておきましょう。

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「家族にできることを知ってください」


初めて異常に気づけるのが家族。

家族や身近な人々に知っておいて欲しいのは、うつの人にとっては、家族が「最初の鍵」「最後の砦」

になるということです。

多くの場合、本人にはうつという自覚はありません。

うつの初期に本人が何を訴えたとしても、大抵はこのような漠然とした、誰でもよく口にする言葉であることが多いです。


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うつ病…「自分と相性のよい先生を妥協せずに探してください」

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判断が難しい『仮面うつ』『逃避型うつ』


うつの見極めで、医師も判断を迷うことが多いのは、『仮面うつ』や『逃避型うつ』と呼ばれるタイプです。

『仮面うつ』は、実は症状の中心にはうつがあるのに、外面的には単なる『下痢』『軽い腹痛』『食欲がない』などのからだの不調しかなく、心理状態を観察しても、積極性とか攻撃性など、一見うつの対極にある傾向が見られるものです。
内科を受診して、『何ともありません』と言われたり、『心身症』と診断されて治療を受けることも多いのですが、治りません。
しかし、抗うつ薬を飲むと速やかによくなるので、『うつだった』と診断されるのです。


『逃避型うつ』は、精神的に追い詰められるとうつ状態に陥り、原因から目をそらしたり逃げたりできると症状が消えるものの、すぐ同じ原因や別の問題でうつになり、また逃避する、ということを繰り返すタイプです。

うつではなく『パーソナリティー障害』の一種の『アパシー(無気力症)型人格障害』や『退却神経症』などと診断されることもあります。

うつとしては軽症なものの、都合が悪くなるとどこかにいなくなり、問題がなくなるとすぐ元気になって出てくるので、周囲の人はかなりイライラします。

根治(完全に治ること)が難しく、これから大きな問題になっていくかもしれません。




本人にとっては、たいへんな苦しみです


『うつは、心身のエネルギーが低下した状態』


うつがどんな状態なのか、どんな対応が大切なのか。

家族や身近な人には何ができて、何ができないのか、それを知ることが、家族として行動を起こす指針になります。

まずは、うつを『心身のエネルギーが低下した状態』だと理解してみましょう。
そうすると、正解な対処をしやすくなります。


『うつは、心身のエネルギーが低下した結果、脳が司っている基本的な機能が低下して、感情をうまくコントロールできない状態である』



『感情をうまくコントロールできない』とは、うつの場合は『感情が湧かなくなってしまう』ことです。


躁うつの場合だと『感情が湧きすぎてしまう』ということになります。


この『心身のエネルギー』を、車を走るために必要なエネルギー、つまり『ガソリン』にたとえてみましょう。

もし、給油をせずに車をひたすら走らせてガソリンが切れてしまった、あるいは故障でガソリンタンクからガソリンが漏れだし、なくなってしまった、と考えてみてください。

どちらにしても、ガソリンの入ったいない車は動かなくなってしまいます。

この、車からガソリンがなくなった状態こそ、人間にとってのうつ状態なのです。

ガソリンがなくなったことに気づいたドライバーや助手席の人が真っ先にすることは何でしょうか?

ガス欠ならガソリンを補給します。

故障なら修理をして、やはりガソリンを補給します。

うつも、これと同じです。

まずは休養して、足りなくなっているガソリン=エネルギーを補給しなければいけません。

また、単なる休養だけではエネルギーが十分に補給できないこともあります。

そのときは、薬や治療としての面接(セラピー)といった、専門家の手を借りることが必要です。


《ガソリンのない車は、励まされても怒られても走りません。無理してアクセルを踏んでも、エンジンが壊れるだけ。》



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『心の風邪』だと軽く考えてはいけない。


『うつは心の風邪のようなもの』という言い方があります。

その言い方は、うつが非常によくあるもので、偏見や差別の対象にしてはいけないこと、本人や家族も深刻に考えすぎてはいけないことを伝えるには、とてもよい比喩です。

しかし、一方で、うつが風邪のように、市販の薬や卵酒でも飲んで寝ていれば一日二日で治るものだという誤解を生んでしまうおそれもあります。


うちを治すには、ガソリンを求めてガソリンスタンドに走るような、能動的な治療が必要です。

『たいしたことではない』と軽んじて、行動を起こすタイミングを逸してはなりません。

ですから、『うつは心の風邪』という比喩と一緒に、『うつは心のガソリン切れ』という比喩も、ぜひ覚えておいてください。


『うつは心の風邪』という言い方には、積極的な治療をしなくてもいいという誤解を生じさせることのほかに、もう一つ不都合な点があります。


それは、本人にとってのうつの苦しさを、最も支えになれるはずの家族や身近な人々が過小評価してしまう可能性があることです。





『うつ病の患者ににとって、注意を集中することはきわめて困難である。』


『うつ病の患者は、問題にぶつかってもそれをどうやって解決したらよいのかという考えがまったく浮かんでこない。』


一瞬一瞬が苦痛で、頭のなかは自分を責める言葉であふれ、それは何度も繰り返し自分の中で反響する。


身近を清潔に保つことや、外見を整えたりすることも面倒になり、また、心身的には明らかに根拠のない痛みが繰り返し生じ、心気的な訴えが続く。



子どものうつ病は、しばしば、頭痛や胃腸のような身体的不調の訴えに結びつく。

一方、年配者のうつ病では、注意散漫や記憶喪失といった特徴が見られる。


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うつ病…「大うつ病性障害」

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『一時的な落ち込み』と『うつ病』の見極め方


以前に比べて言葉少なになった、言葉に力がない、表情に陰りがある…。

そうなると、家族の間では、たとえばこんなやり取りが交わされることもあるでしょう。

『うつっぽいね』

『うつ病というほどではないけどね』

『うつ』と、『うつ病』を使い分けてる会話ですが、実際に、病気ではない『うつ』と病気の『うつ病』があるのでしょうか?

実は、『心の病(精神疾患)』を取り扱う精神医学の世界でも、臨床心理学の世界でも、『うつ』と『うつ病』はほとんど同じ意味で使われています。

最近では、分類上での呼び名の『大うつ病性障害』などを除けば、治療の現場では『うつ病』よりも『うつ』という呼び名を使うほうが多くなっています。

もちろん、うつにも重い・軽いはあります。
ただしそれはうつの中に、単なる『気分的な落ち込み』を感じる状態から、深刻な『苦痛』『絶望』を感じる状態まで、連続的につながったさまざまな状態があるということです。

誰でも気分が落ち込んだり、学校や仕事に行きたくなかったりするものです。

失恋したり、いじめにあったり、仕事でひどい失敗をしたりすれば、『苦悩』や『絶望』を含め、そういう気分になるのが正常な反応です。

その人の考え方や性格によって、きっかけによって、持続する期間はさまざまですが、そういう気分はいずれは消えていってしまいます。

そういう、人間の気分の正常な反応としての落ち込みを『うつ』と呼び、治療を要する『うつ病』とは区別する医学的な立場もあります。


人間の気分の正常な反応としての『落ち込み』と、治療ん要する『うつ病』は、外面的にはまずその気分の持続期間の長さによって区別されています。


正常な反応としての落ち込みは、多くの場合数週間しか続きません。

失恋などの大きな衝撃の場合、ときには数ヶ月とか数年も後を引くこともありますが、深く落ち込んでいる期間は数週間程度と推測されます。

しかしうつでは、落ち込みが数週間以上続きます。

と言うよるも、『落ち込みが数週間以上続く持続を、うつと見なす』と言ったほうが、より正確かもしれません。

また、正常な反応としての落ち込みとうつは、

・原因がはっきりしているかどうか

・原因がはっきりしている場合は、その原因を取り除いても落ち込みが続くか

・一日のうちの朝や午前中、午後はまだ早いうちだけ特に落ち込みがひどくないか

・それまで好きだった物事への興味が持続しているか
・死にたいという気持ちがあるか

などによっても区別されます。

この判別では、『原因がはっきりしない』『原因を取り除いても落ち込みが続く』『朝から昼はダメだが夕方から少し元気になる』『興味がなくなった』『死にたいと口にする』ことなどが、うつ病が強く疑われる場合です。

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『うつ病かどうかを判断する基準』

では、精神医学や臨床心理学で、『どういう症状が出ているならうつ病と診断するか』という基準を見ていくことにしましょう。

うつ病は、たとえば次のように定義されています。

『強い悲哀感、無価値感や罪悪感、他者からの引きこもり、不眠、食欲不振、性欲減退、また、日常活動における興味や喜びの喪失といった特徴を示す感情の状態である。』


『無価値感』というのは、自分が生きていることには価値がない、生きていてもしょうがないという、自分に対する非常に否定的な思考や感情を指しています。
この無価値感を含め、引用した文にあるうつの病状は、精神医学の分類上での狭義の『うつ(大うつ病性障害)』だけでなく、同じ『気分障害』に属する『気分変調性障害』や『躁うつ(双極性障害)』、それに『パニック障害』や『PTSD(外傷後ストレス障害)』などが属する『不安障害』、そして『摂食障害』や『適応障害』に現れるうつ病の症状にも当てはまります

しかし、ただ『悲哀感』とか、『無価値感』と言っただけでは具体的にわかりにくく、治療の場でうつかどうかを厳密に判断するときはあまり役に立ちません。
そこで、もう少し具体的な表現で、広く採用されている『診断基準』を紹介しましょう。
見ていて当てはまる項目がどれだけあるか、目を通してください。

『抑うつ気分』というのは、『何か憂うつだ』『もの悲しい』『気分が晴れない』など、要するに、『気分が落ち込んでいる状態』を指します。簡単に言うと、落ち込んだ気分が『ほとんど一日中続いている』こと、そういう日が『最低二週間はほとんど毎日続いている』ことがまず必ずあって、そのほかに挙げられている七つのうち四つ以上の症状(合計五つ)がある人を、うつ病(厳密には『大うつ病性障害』)と診断するということです。


判断が難しい「仮面うつ」「逃避型」というものもあるそうです。

医師も判断を迷うことが多いのは、上の2つのタイプだそうです。次はこのテーマについて調べて書いてみたいと思います。







「ちさちゃんのつぶやき」


指が・・・動かない!!!



今日の私たちお疲れさま~~~



ご褒美に唐揚げたべちゃった( *´艸`)

(笑)


今日は寝れる???といいな~~~


おやすみなさい☆彡






うつ病…「こんな時は行動を起こしてください!!」

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「こんな時は行動を起こしてください」


仕事や日常生活に支障が出ているか

ここまで述べてきたような兆候が見えたら、家族や身近な人はそれを「異常」と認識し、行動を起こすべきです。

けれども、いったい何をもって、行動を起こす目安にすればいいのでしょうか。

それは「仕事や日常生活に支障が出ているかどうか」ということです。

夜あまり眠れなくて、昼間の仕事に身が入らない。「仕事を辞めたい」「学校に行きたくない」と言いだし、実際に休むことが多くなった。辞めてずっと家にいる・・・・・。ほとんど片付けなくなって、部屋中ちらかり放題だ。いつも眠そうで、ゴロゴロ横になって過ごしている。お風呂の回数が少なくなり、服装もだらしなくなった。あるいは食欲がなくなり、急に痩せてきた。「ちゃんとしなさい」「ちゃんと食べなさい」と叱っても全く改まらない・・・・・。

どれも外面的な事柄ですが、それに対して行動を起こさずに放置し、何らかの手を打たなければ、本人が社会で生きていくのが難しくなることばかりです。

その人の、仕事や日常生活に支障が出てきていますか? 出ていたら、家族や身近な人がその状態を異常と判断し、次の行動を起こしていかなければなりません。

なお、うつではないかと推し測るときは、家族の内誰か1人だけでなく家族の内誰か1人だけでなく、みんなで相談しながら行うことをお勧めします。たとえば、厳格な父親の前だと、精一杯気を張って一切弱みを見せない、都合の悪いことを話さない、というようなこともあるからです。

ですから、本人と親しい友人などに相談することも考えてみてください。ただし、親しい友人に対した時だけ、明るく、人当たり良く振る舞うという可能性もあります。

大事なことは、誰かの独断でその人の状態を見るのでなく、様々な角度から本人の自分の全体像を把握することです。

また、各都道府県の保健センターや、市の保健所でやっている電話相談に電話して、本人の状況を話して尋ねてみるのも良い方法です。近くに精神科などのクリニックがあったら、そこの医師や心理専門職(臨床心理士など)を訪ねて相談するという手もあります。



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手助けしながら様子を見守る

ただし、仕事や日常生活に支障が出る異常がもう数ヶ月も続いているからといって、その人がうつであるとは限りません。異状の原因に心当たりがある場合は、家族や身近な人たちで解決法(不登校なら、転校やフリースクールに通わせる試み、就職や大学入学資格試験の道などを示すことなど。引きこもりなら、就職先探しの手助けなど。出社拒否なら、会社の上司や親しい同僚たちとの相談、退職や転職の提案など)を探ってみましょう。

その手助けの効果や結果を見守りながら、その人がうつである可能性も真剣に考えておきましょう。その場合、事を急がないようにしてください。もしうつの場合、異状を解決するためにその人の状況を変えようとすると、事態が急速に悪化することがあるからです。

なお、仕事や日常生活に支障が出るほどの異状を引き起こした原因が、からだの病である可能性もあります。

たとえば、会社や学校に行きたくない、食欲がない、食べられないなどに「胃やお腹の痛み」を伴う場合は、胃や腸など消化器の病気が疑われます。さらに、糖尿病や慢性腎不全、潰瘍性大腸炎などの消化器疾患、パーキンソン病、てんかん、脳動脈硬化、脳腫瘍などの病気では、(これまで見たような心理的プロセスを介さずに)直接、うつを引き起こすことがあります。降圧剤や副腎皮質ホルモン、よくC型肝炎の治療に用いられるインターフェロンなどの薬物も、うつという副作用を起こす可能性のあることが知られています。慢性的な「頭痛」「肩こり」「だるさ・倦怠感・疲れ」「アトピー」などを訴えている場合も、からだの病気のチェックが必要になります。


「体の病」が「心の不調」を引き起こすことも

「からだの病」のチェックが大事な理由は、もう1つあります。からだの病が引き金となって心の不調を引き起こしていることがあるからです。

たとえば末期のがんを告知された時は、だれでも、驚きと落胆、「なんで自分が」という怒りや悲哀を感じます。そうした感情的な反応はやがて弱くなっていくものですが、人によってはそのままうつの状態に陥ることがあります。がんに限らず、糖尿病や心臓病、腎臓病など、治すのかん難しかったり時間がかかったりする病気の告知や悪化などでも、同じことが起きる可能性があります。

異状の中には、そういう「からだの病」と「心の不調」の連鎖で表に現れるものもある、と知っておきましょう。

家族や身近な人に異状があり、仕事や日常生活に支障が出ている。原因となっているかもしれない外部の問題に対していろいろ手を打つなどして手助けしてみたが、あまり変化はない。「からだの病」も重大なものはないようだ・






「ちゃさちゃんつぶやき」


お腹ペコペコ(ू˃̣̣̣̣̣̣︿˂̣̣̣̣̣̣ ू)


500グラム減りました(笑)


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うつ病…「子供たちのサイン」 年代によるうつの傾向

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子どものうつが大人とうつと違う点の1つは、その苦しみな「言葉」では表現されず、「行動」面の変化(動きが不活発になる、不登校など)や、イライラ感として現れがちなこと。もう一つは、不眠、食欲不振、(あるいは過食)など「身体」面での症状を主に訴えることです(これも言葉で表現されないことの裏返しだと言えるでしょう)。

夜尿、摂食障害などの症状も一緒に現れやすく、うつ症状がときによくなった代わりに摂食障害など別の症状が最前面に出てくる時期がある、などといった特徴も見られます。

こうした特徴は、青年期の若者のうつでも共通しています。思春期や青年期の女性の場合には、抑うつ感が寂しさや虚しさとして感じられ、性的関係に補償を求め、相手への依存へ陥ったり、性的被害を受けたりすることも出てきます。

思春期・青年期に現れるうつは、引きこもり(スチューデント・アパシー)や、性・薬などへの依存を伴う「境界性人格障害」「摂食障害」などの症状を併せ持つことが多くあります。また、診断も治療も難しい「逃避型うつ」は、主にこの年齢層に多発します。

ただ、大人への移行期で、精神的に不安定になりがちな子どものうつに対処するには、大人に対する時以上に慎重でなければなりません。そのため、薬物療法などの医学的な治療よりも、心理療法による心理的な援助が子どものうつへの主の対処法になっています。

壮年期になると、女性では被害感を伴ったうつ症状が多く見られます。それは、ときに周囲への攻撃性に転じ、暴力を振るったり物を壊したりすることもあります。男性では、過労の他、職場でのいじめやリストラ絡みの問題が引き金になるうつも増えています。 

初老期には、男性は性機能などの身体の衰え、女性は更年期が引き金になったうつが多くなります。また、子供の成長、仕事内容の変化、夫婦関係の変化などの切り替わりがうまくいかないときに発症しがちです。

配偶者の喪失を契機に、しばしば認知症(痴呆)と混じったうつが現れることも多く、そこに妄想が加わる場合もあります。



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季節性のうつ

うつの中には、秋から冬になると、または夏になると症状を現し、その季節が終わると症状が消えたり軽くなったりするものがあります。その中で、うつとは異なる心の不調や、心理的・環境的・社会的な問題(人間関係や仕事上の悩みなど)が原因ではないものを、「季節性うつ(季節性感情障害)」と呼びます。

季節性うつは1980年代に提唱された概念です。

冬に発症するものは、日照時間が短い高緯度地方(日本では新潟など、秋以降に天候が悪くなりがちな地域も含みます)で、比較的若い女性の間で多く見られます。

症状の特徴は、抑うつ状態・焦燥感・不快感・意欲の低下などで、「身体の調子が悪い」と訴える人も多くいます。また日中から夕方にかけて強い眠気が襲ったり、1日近く眠り続ける過眠に陥ったり、炭水化物や甘いものを大量に食べる過食になったりすることもあります。

ちなみに、治療法としては、朝方に数時間強い光を浴びる「光療法」や、1日眠らないで起きている「断眠療法」などが、抗うつ薬などよりも有効とされています。


引きこもりとうつの関係

最近の社会問題の1つに、「引きこもり」(長い期間家や自分の部屋から出ようとしなかったり、閉じ込められてもないのに出られない状態)というのがあります。

引きこもりはすべて「うつなどの心の不調の結果である」という見方をする人がいる一方で、医学的には明確な原因がなく、「純社会的な要素(生きにくい社会になっているなど)によって引き起こされている場合もある」という見方をしている人もおり、結論はまだ出されていません。ですから、引きこもり=うつと即断することはできませんが、引きこもりの中にうつを原因としているものがあることは確かなようです。

引きこもりにもいろいろなタイプがあり、「世の中なんてくだらねえ」と、社会を否定するような考えから引きこもる人もいるようですが、うつの人のそれは、もっと弱く、受け身的な状態です。

まずは、不眠などで朝起きられないという単純な〈身体的反応〉として、外出ができなくなります。そして、「外に出るのが面倒くさい」「外出の支度をする気にならない」「ベッドから出る気力がない」というように〈気力の低下〉があり、「人と会うのが億劫だ」「人と会うと疲れる」という疲れやすさ、そして「人と会っても上手に話せない」「期待される仕事ができない」という〈思考障害〉などから〈社会機能が低下〉し、さらには、「自分がいたら迷惑」「どうせ自分は役に立たない」といった〈否定的・悲観的な考え方(認知の偏り・妄想的内容)〉などのため、外出を避けるようになるのです。

感情面でのうつの兆候を「心理的」サイン、からだの面での兆候を「生物的」サインと呼ぶなら、この引きこもりは、対人関係や外部との関係における「生活」面でのうつの兆候、いわば「社会的」サインと呼ぶべきものです。

子供の不登校や会社員の出社拒否などの中には、このようなうつによる引きこもりが少なからずみられます。また、主婦などの場合には、引きこもりは目立たずに、家事を回避(家事不能)するというかたちで現れます。

なお、対人場面を避け、引きこもりになると、ますます自己否定的・自己卑下的となり、自信を失い、うつ状態は深刻になっていきます。



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うつ病…「ライフイベント、人生の節目に起きる」

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『ライフイベントがうつ病の引き金に』



家族や身近な人々がうつ病かどうかを見極めるときの判断基準の一つに、その人の人生に関わる『節目となる出来事』があったかどうか、というのがあります。
そのような出来事を、とりあえず『ライフイベント』と呼びましょう。


私たちは、ものごころがついてから死ぬまでの間に、たくさんのライブイベントに出会います。進学、就職、恋愛、失恋、結婚、子供の誕生(妊娠・出産)、転職、職場の異動・昇進・左遷、離婚、再婚、転居、大病、子供の成人、自立、中途退職、解雇、更年期、定年、近親者との死別・・・・・。良いこともあれば悪いこともありますが、それぞれが、人生にとって折々の区切りであることは間違いありません。



ライフイベントとうつ病には、はっきりした関係のあることがわかっています。

それは、自分にとって都合の悪い「否定的なライフイベント」の前後には、抑うつ気分(気分の落ち込み)が強くなったり、うつになりやすかったりするということです。ですから、この一年以内ぐらいの間で、仕事で失敗した、クビになった、離婚したなどの否定的なライフイベントがあったら、うつ病かどうかを推し測る大きな手がかりになります。なかでも、長年連れ添った伴侶を失うなどの「喪失体験」は、しばしばうつ病のきっかけになります。

注意したいのは、「否定的なライフイベント」というのが、必ずしも誰にとっても明白だとは限らないということです。本人以外にはごく些細なつまづきに見えても、本人にとっては人生を左右する出来事ということもあります。

たとえば「がん」と診断されたというなら誰の目にも明白な否定的ライフイベントですが、「高血圧」ならどうでしょう?
高血圧も、長く薬を飲み続け、食事や運動などの日常生活を改善しなければならないやっかいな病気です。しかし、きちんと治療を続ければ、あと半年や一年の命などということは滅多にありません。周囲の人は多少の心配はしても、「今のうちに見つかってよかった」ぐらいに受け止めるはずです。ところが本人が、それまで健康に無頓着で、無頼な生活を続けてきたことは自分らしさだと誇りに思ってきたような場合、高血圧の診断すら非常に大きな否定的ライフイベントになることがあります。「もう今までのように生きられない」「そんな自分に生きている意味などあるのだろうか」・・・・・と、そういう思考回路に入り込んだりするわけです。

その人の年齢や経済状態、環境、それまでの生き方、考え方によっては、まわりには些細に思えることでも、重大な否定的ライフイベントになっている可能性があります。



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「役割の変化」を伴うイベント


ライフイベントについては、もう1つ注意したいことがあります。それは、誰がどう見ても「肯定的なライフイベント」が、きっかけになることもあるということです。

たとえば、「結婚」です。「マリッジ・ブルー」という言葉がありますが、結婚が決まり、式場との打ち合わせやウェディングドレスの衣装合わせ、出席者との選定なども着々と進んでいるそのとき、気持ちが沈み込むのです。

あるいは「昇進」です。とうとう昇進して、部下も何人かつき、大きなプロジェクトを任されるようになった。内示を受けた時から嬉しくてたまらず、がんばろう、やってやる、と張り切っていたのに、数週間もするとなんだか心から空気が抜けたようになっていることに気づくのです。

やっと家を買って「引っ越し」をしたとき、というのもあります。ローンの返済は厳しく、通勤に2時間近くかかる遠隔地だが、とうとう賃貸マンション暮らしから抜け出した。これで犬も飼える、子供達も喜ぶだろう・・・・・。家族みんなの夢が叶う新生活のスタートだった筈なのに、いざ新居で暮らし始めると毎日がうつうつとして、心の底から喜びを実感できない、という感じです。

ほかにも、妊娠中や出産後の乳児期の子育て中、あるいは末の子供の就職や結婚で、長く家計を圧迫していた「子育て」が終わった時、ということもあります。

ただ、結婚や昇進、新居獲得、妊娠や出産時などに気分の落ち込みが伴うことがあるのは、その一見「肯定的なライフイベント」が、実はその人にとって本当に肯定的なものではなかったから、という可能性があります。結婚と引き替えに将来の夢を諦めざるを得なかった、昇進して部下が出来てみたらみな勝手な奴ばかりだった、住宅ローンの支払いが想像以上に過酷だった、望んだ妊娠ではなかった・・・・・、「否定的なライフイベント」になってしまう理由は無数に考えられるでしょう。

また、子供の自立に伴う気分の落ち込みは、先に紹介した「喪失体験」によるものと解釈することができます。


そういう意味(肯定的に見えて、実は否定的だった)ではなく、子供の自立を含め、気分の落ち込みを引き起こすことがある肯定的なライフイベントには、共通項として「役割変化」という側面があるようです。

独身者から既婚者へ。平社員から中間管理職へ。大きな負債のない状態から巨額の債務者へ。女性から母親へ。母親、父親から再び一人の女性、一人の男性へ。それまで慣れ親しんでいた役割から新しい役割へと変化する時、それがたとえ本人が望んだ変化だったとしても、その前後の状況や置かれた環境によっては否定的ライフイベントになったり、あるいはその変化自体が心身への大きな負担となって、気分の落ち込みやその先のうつを引き起こすと考えられます。

「喪失体験」に代表される否定的ライフイベント。そして「役割変化」という性格が強いライフイベント。そんなライフイベントかなかったか、その人の個人史を現時点から1年から2年前ぐらいまで遡って、思い起こしてみましょう。





「ちさちゃんつぶやき~日記」


いま、かなり凹んでます(:_;)


今月の支払い×3乗り越えなきゃ…どうやって??…


がんばれ~わたし



3日から前からダイエット始めました。

岡村さん、ダイエット&ダンス頑張ってね(^_-)-☆




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うつ病…「こんなサインを出してないですか??」

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今日、うつ病の本を買いました。
うつって病気を少しでも理解すれば怖くないのかもしれない。


私がうつ病の本を読んで勉強になった事を紹介します。

参考にしてくださいね。
最初に家族の方へ。



『うつの兆候をあなどらない』


これは『うつ病』なのだろうか…。それを見極めるのは、家族やごく身近な人にとってもきわめて難しいことです。最初のうちは、本人の異状に気づくことも、異状を異状として認識することも、何らかの行動を起こすこともなかなかできません。

まず、家族には長い時間の蓄積がありますから、『本人をよく知っている』という思い込みがあります。たとえ仲があまりよくない場合でも、ごく基本的な愛情や信頼はあるものですから、本来は異状と判断すべきことがあっても、『今の世の中ではよくあること』『些細なこと』だと切り捨ててしまうことが多いでしょう。
愛情が深ければなえさら、異状に気づいても、それは一時的な、ごく小さな逸脱だと思うでしょう。
それは、おかしなことでも迂闊なことでもありません。人間はブレながら生きているものです。
日々の小さなブレをすべて重大な異状と捉え、すぐ『うつ病』に結びつけてしまうほうが、よほどおかしなことです。

けれども、うつも心理的にも、身体的にも、人間関係的にも、ダメージのある状態です。

ですから家族や身近な人々は、そのサインを見逃してはいけません。

うつ病はまず、本人にとっては『やる気がでない』『無気力』、あるいは『疲れやすい』という形で現れてきます。

しかし多くの場合、『いつものスランプ状態だ』『疲れがたまっただけだ』、あるいは『自分に怠け癖が出てきた』『だらしなくなった』といった見方をして、そのようなうつ病の兆候を見落としてしまうものです。

そして、無理をして頑張って、更にうつ病の状態を悪化させていくのです。


この章では、うつ病に陥っている人の、日常生活で見られる客観的な兆候や症状について解説します。

『はじめに』で、示唆したように、うつ病の症状は『心』『からだ』『生活』に分けていくと捉えやすくなります。

そこで、それぞれの側面において、どのようなことが起きてくるのかを解説していきましょう。




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物事への意欲が衰えていないか?…

まずは、『心』に起きてくることから見ていきましょう。
うつ病の症状で最も顕著なのが、『意欲(気力)の喪失です。

すべてが億劫になるので、家族や身近な人々にとって、比較的兆候を捉えやすいと思います。

『外での食事に誘ってもめったに応じない』

『親しい友人に久しぶりに会おうと誘われても、断ってばかりいるようだ』

『掃除を始めたので喜んでいたら、途中で投げ出してしまった』

『今日はどんな料理を作るか、カレーにするかシチューにするかといったどちらでもいいようなことでも(これは、後述する『判断力の低下』のせいでもあります)決められず、いつまでも座って考え込んでいる』…


意欲、気力の喪失に伴い、動作も全体としてのろのろした鈍い動きになります。


否定的な言葉を口にしていないか

鬱病の症状は、「気分の落ち込み」です。

「気分が酷く落ち込んでないかどうか」が、一つの目安になります。

しかし、気分は人の心の中のものなので、周囲の人は推し量ることしか出来ません。

また、たとえば「ほほえみ鬱」とよばれるように、誰かといるときはとても明るく振る舞ううつもあります。

「気分の落ち込み」という言葉だけでは、なかなか鬱病を見極められません。

ちなみに「気分」というのは、「感情」とほぼ同じ意味です。ですから「気分が落ち込んだ」「気分が沈んでいる」「抑うつ気分」というのは、「憂鬱感や物かなしさ(という感情)を感じる」ことです。


憂鬱感、物悲しさなどという感情は、その人しか実感しないものですから、鬱病を示す客観的な兆候にはなりえませんが、症状がある程度重くなると、本人がそういう感情を表す言葉をふと口にすることがあります。

例えばこんな言い方です。

「一人でいるとなんとなく寂しくて」

「気がくさくさする」

「よく涙がでる。なんとなく物悲しくなって・・・」

「何をやっても、何をしても、おもしろくない」

鬱や鬱病傾向のある人は、自分や周囲や社会に対して「否定的な考え方」をします。

否定的な考え方は、憂鬱感などと絡み合って、自己卑下感や自分の将来などへの漠然とした不安感、焦燥感といった感情をかきたてます。


「自分がつまらなく思える」

「どうせ俺(私)は○○だから」

「これから良いことなんて何一つない」

こんな言い方が出てきたら、否定的な考え方が、否定的な感情を強めている印です。

不安感や焦燥感などの否定的な感情は、特にイライラした態度として外部に表れることもあります。

一般的に知られている鬱病のイメージには合いませんが、症状がまだ軽い時や、最も酷い時期を脱したときなどに現れがちな現象です。

そのため、家族や身近な人に対して、「誰も俺(私)のことを本当には心配してくれてない」などの、ある意味で攻撃的な、責める言葉を吐くこともあります。

このように、鬱病になると否定的に考えるようになったり、(老年期の鬱病に特徴的なのですが)根拠のない考えに捕らわれて妄想が現れたり、という変化が起きるものです。

そして、鬱に陥ったときの感情の変化は、表情や姿勢、話し方、声などの変化としても、外部に表れます。ただ、もとは非常に明るくて表情も豊かだったような人の場合を除いて、残念ながら誰でもその変化を感じ取れるわけではありません。




これからも、私が読んでいるこの本のためになる部分を書いていこうと思います。



おやすみなさい☆彡




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